6.9%の経済成長は鉱業部門による
経済(ウランバートル市、2023年11月25日、モンゴル通信)11月20日、今年度第3四半期の経済成長率の見通しが6.9%であると、国家統計委員会(NSO)が発表した。
年初9ヶ月の生産法計算による国内総生産は、年間46.5兆トゥグルグの見通しとなり、前年同期比29.5%(10.6兆トゥグルグ相当)増加、2015年の調整価格21.7兆トゥグルグとなり、前年同期比6.9%(1.4兆トゥグルグ相当)増加した。
経済成長に鉱業部門の活動が最も大きな影響を及ぼし、年初9ヶ月の同部門成長率は前年同期比33%となった。次に、サービス、工業、建設部門の成長が続く。しかし、農業部門は-9.1%縮小した。
今年は、鉱業部門の中でも、特に石炭輸出が好調が、経済主要指標の達成に貢献した。年初以来、モンゴルの対外貿易額200億米㌦に達し、輸出125億米㌦、輸入76億米㌦と49億米㌦の黒字となった。年初10ヶ月時点、輸出額125億米㌦に到達。うち、石炭56.5%、銅精鉱17.7%、金5.1%を占める。