Ulaanbaatar
国税庁が発表、20年度の国家納税表彰
経済
国税庁は5月10日、20年度の国家納税表彰受賞企業と個人を発表した。表彰者は、多年にわたり多額に納税をし、国家歳入と発展へ大きく貢献した功績が認められた会社。トップ10社は、エルデネト工場公社、エルデ ネス・タワントルゴイ公社、オユトルゴイ社、飲料メーカーのアポ社、資源開発のエナジー・リソーシズ社、資源開発のボルトトゥムル・イェルー・ゴル社、飲料メーカーのスピルツ・バル・ボラム社、資源開発のテー・ジー・ヴー・シー・ オウ社、資源開発のタワン トルゴイ社となった。
当期純利益が最も高い納税者は次の順となる。エルデネト工場公社、エルデネス・タワントルゴイ公社、 資源開発のフレン・トルゴ イ・コールマイニング社、 ハーン銀行、エナジー・リソーシズ社、テー・ジー・ ヴィー・シー・オウ社、資源開発のテーセス・モンゴル社、インフラ開発のボディ・インターナショナル社、資源開発のモンゴリアン・アル・マック社、建設・不動産のエム・シー・ エス・プロパティ―社。
一方、最も雇用維持に貢献した企業は、改良燃料製造のタワントルゴイ・トゥルシュ公社、移動通信業のモビコム社、ユニテル社、卸売・小売のノミン・ホールディング社、外食・食品製造のタワンボグド・フーズ社、建設業のウンドゥル・アルタイン・ザム社、情報通信ネットワーク社、資源開発のバガノール社、移動通信業のジー・モバイル社、菓子メーカーのジュル・ウルとなる。 また、租税制度の普及発展及び税知識の普及に努められ、納税思想の高揚に功績のあった個人も授賞対象となる納税表彰の受賞者は、ジャンバルジャムツ・オドジャルガル氏（エム・シー・エス・グループ会長）が87億3890万トゥグルグ、ジャンバルジャムツ・
オド氏（エム・シー・エ
ス・グループ理事長）が46億1090万トゥグルグ、ラグワ―・エルデブオチル氏（政治家）が5億250万トゥグルグなどの10名となる。国税庁のバトジャルガル・ザヤバル長官は、税収額は16年に比べて2.3倍も増加したと語った。同庁によると、20年の税収額は10兆4000億トゥグルグ。国税庁は総税収額の52％を徴収したという。また、年間売上額が3億トゥグルグ以下の1万6706社が、新租税法に基づく法人税の税率1％の適用を受けたという。
