年間60万㌧改良固形燃料豆炭生産の「東部工場」が開設

社会
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2020-12-10 11:23:27

タワントルゴイ・トゥルシ国有企業の「東部工場」が首都ウランバートルのナライハ区で6 ヶ月の間建設され12月8日に開設した。竣工式にはオフナー・フレルスフ首相をはじめ、関係大臣、他の高官らが参加した。 フレルスフ首相は建設事業に参加した建築家、エンジニア、タワントルゴイ・トゥルシ社の全従業員、東部工場のスタッフの感謝し、今後の成功を祈願した。首相は「首都ウランバ ートルの大気汚染削減は政府に直面していた重要な課題だった。2018年に第62号閣議決定により生石炭の使用を禁止し、改良固形燃料豆炭を生産するリスクある決定を出した。多くの人は不可能な決定、首都ウランバ ートルを改良燃料で供給できる能力はないと批判していたが、勇気をもって事業を進めた結果、現在人口150万人が密集する首都の大気汚染を50%削減できた。大気汚染のため、毎年直接及び間接の影響を受け、0~3歳の400~450人の赤ちゃん、一般人2000~2500人が命を落としていたと、調査で明らかになった。しかし、20年間、7000億トゥグルグを大気汚染対策に割り当てていたが、効果はなかっ た。我々は志を立てたからこそ実現できた。2020年1月に東部工場の建設を決定し、6ヶ月前 には空き地の上に立っていたが、本日素晴らしい工場ができている。パンデミックが続くにも関わらず工場が開設し、この年間60万㌧改良固形燃料豆炭生産の「東部工場」が開設ように首都ウランバートルの西部と東部の2つの工場ができた。政府は改良固形燃料豆炭の価格を50%引き下げた。この結果、数多くの人命が救われ、健康が保護されると期待する」と挨拶した。


タワントルゴイ・トゥルシ社のM.ガンバータル社長は「東部工場はモンゴル人エンジニアのエンジニアリング計算とイノベ ーションに基づき、完全自動、自然環境にやさしく、西部工場より稼働能力が高いのが特徴である」と強調した。 東部工場は第1・2プラントと再生プラントから構成され、第 1と2プラントは韓国のJeil Machinery社の最新技術の6本のラインがある。ライン1本は一時 間30㌧、年間60万㌧製造できる。工場の原料受入、砕石、選別は地下施設に行われる。今後、工場の完全自動運転を目的で高速度100Mbpsの長さ13.7キロの光ファイバーを敷設し、各プラントを接続する。原料はタワントルゴイ炭鉱から鉄道で輸送する。さらに工場からの製品も鉄道で輸送するのがもう一つの特徴である。トゥブ県バヤンゾゥルルグ駅から工場まで計8.4㌔の鉄道を敷設中で、7割が建設済みである。 現在、同工場には256人が働いているが、フル稼働の場合には800人の雇用ができる。