新型コロナウイルス感染者6人に、全員チャーター便による帰国者

政治
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2020-03-19 09:38:56

 新型コロナウイルス感染(COVID-19)予防対策の一環で、モンゴル発の全ての国際便を一時停止した。これに関連し、外国における数多くの短期在留者が帰国できない状況になったため、彼らの要請に応じ、モンゴル国政府、国家緊急事態委員会が韓国、日本及び欧州連合に在留する考慮すべき理由を持つ者を対象に(幼児を持つ親、病人、高 齢者、妊婦、身体障害者)ソウル、東京、モスクワ、ベルリン、イスタンブルを通して帰国させると、先週の閣議で決定した。

 したがって、3月15日にモンゴルのMIAT社がチャーター便を運航し、244人を帰国させるほか、16日の朝、ベルリン経由しモスクワから231人、当日の夜に東京から256人が帰国した。しかし、韓国から帰国した2人、ドイツとイタリアから3人が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、初の感染者のフランス人を合わせ6人になった。濃厚接触者の111人が隔離され、17日現在、61人の検査結果は陰性となった。残りの接触者を検査中だという。

 国立感染症センターのD.ニャムフー所長は「今月11日に感染が確認されたフランス人の濃厚接触者88人に再検査を実施した結果、全員陰性となった。だが、隔離期間はまだ終わっていないので、検疫所で引き続き隔離されている」と述べた。

 18日の記者会見では保健省医療支援局のYa.ボヤンジャルガル局長は「2272人の1337人が検疫所で隔離され、感染疑惑のある300人を対象に検査を実施結果、5人が陽性となった。本日の夕方、スタンブルからのチャーター便で 252人が帰国予定。帰国者のなかで重病を持つ数人の幼児がいるという情報がある」と話した。 さらに、モンゴル北部のセレンゲ県アルタンボラグとバヤンウルギー県ツァガーンノール国境検問所にて欧州連合、タイ、フィリピン、香港、オールトラリアからの帰国者が後を絶たなく、全員が隔離されている。軍人病院は全体的に検疫所として隔離されている。 確認された感染者は世界保健機関の勧告に従い保健大臣令による規定通りに治療を受けている。