モンツァメ通信社、OANA理事社に着任

社会
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2019-11-14 12:24:47

 アジア・太平洋通信社機構(OANA)の第17回総会が8日、韓国のソウルで開か れ、国営モンツァメ通信社のバダムドルジ・ガンチメグ社長一行が参加した。参加加盟社が韓国政府の朝鮮半島平和プロセスに対する支持などを盛り込んだ「ソウル宣言」を採択した。

 宣言では「国家間の平和と理解に対する加盟社の献身を改めて確認するとともに、信頼構築と緊張緩和に基づく朝鮮半島平和プロセスを支持し、こうしたプロセスがアジア・太平洋地域の平和に寄与することを希望する」と表明した。さらに、総会では今後3年間務める新会長社と理事社を選出した。新会長社に韓国の聯合ニュースが選ばれ、 モンゴルのモンツァメ通信社が理事に着任した。他の理事に AAP (オーストラ リア)、ANADOLU (トルコ) 、 AZERTAC (アゼルバイ ジャン)、BERNAMA (マレー シア)、BNA (バーレーン)、IRNA (イラン)、 共同(日本)、  NNA (レバ ノン)、 VNA (ベトナム) 、TASS (ロシア)、新華社通信 (中国)、聯合ニュース ( 韓国)がそれぞれ選出された。また、次回総会はイラン国での開催が決まった. OANAはアジア・太平洋地域での円滑なニュース情報交流、域内外の通信社間の協力強化などを目的に1961年に設立された。北朝鮮の朝鮮中央通信、中国の新華社、日本の共同通信、ロシアのタス通信など35カ国・ 地域の43社が加盟している。総会は3年ごとに開催される。

 モンツァメ通信社は1981年からOANAに加盟し、活動に積極的に参加してきた。2010年にトルコ開催の総会で初めて理事に選任され、2011年に総会をウランバートルで開催し、2013年に再び理事に、2016年技術委員会にそれぞれ選任さ れていた。