公共交通収入が140億トゥグルグ増加
経済
(ウランバートル市、2025年5月25日、国営モンツァメ通信社)公共交通の乗客収入は、2024年初4ヶ月で101億トゥグルグに達していたが、2025初4ヶ月で240億トゥグルグに達している。
これにより、4か月間で公共交通の乗客収入が140億トゥグルグ増加した。
これまで首都は「ウランバートル・スマートカード」社の株式24%を保有していたが、今月16日に韓国の「Tマネー」社との交渉を経て、株式の55%を譲り受ける契約に署名した。これにより、首都事務局は「ウランバートル・スマートカード」社の株式79%を保有し、首都の公共交通収入と調整を管理する権限を得た。
また、2023年にはウランバートル市の交通渋滞緩和や住宅地の集合住宅化に関する法律を制定し、公共交通発展基金に関する規定も盛り込んで承認した。これにより基金の運営および資金調整が明確となり、2024年には31台の中型バス、同年内に大型バス10台を公共交通発展基金から購入し、サービスに投入した。さらに、公共交通に多様な決済システムを導入し、市民が銀行カードで公共交通を利用できる環境を整備した。
これらの改革の結果、公共交通部門の収入は前年と比べて増加した。具体的には、「ウランバートル・スマートカード」からの収入は2024年の最初の4か月で101億トゥグルグだったが、今年の同期間では128億トゥグルグとなり、合計27億トゥグルグ増加した。また、2024年の初めの4か月間の乗客数は4700万人を超えたが、今年は5200万人を超え、乗客数が500万人増加した。