オユンエルデネ首相:第二の国境接続鉄道はガショーンソハイト・ガンツモドである

政治
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2025-02-14 23:07:10

(ウランバートル市、2025年2月14日、国営モンツァメ通信社)本日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は中国ハルビン市で李強中国国務院総理と会談した。


会談の後、両側は「ガショーンソハイト・ガンツモド国境検問所の国境横断鉄道接続に関するモンゴル政府と中国政府間の協定」に署名した。


オユンエルデネ首相は以下の演説を行った。 


親愛なるモンゴル人の皆様!

尊敬する国際投資家の皆様!


本日、モンゴル政府の14件のメガプロジェクトの中で最優先にランク付けされた「ガショーンソハイト・ガンツモド国境検問所の国境横断鉄道接続に関するモンゴル政府と中国政府間の協定」に署名しました。同協定締結のために政治的支持をしてくださったオフナー・フレルスフ大統領、基本方針を承認し、署名する権限を与えたダシゼグベ・アマルバヤスガラン国会議長、国会議員の皆様、議席を獲得した政党の指導者ら、政府作業団、業界の学者・研究者の皆様に政府を代表して感謝を申し上げます。 


第三者介入なしの政府間国際協定を締結する提案を受け入れ、相互理解に達した中国政府、李強中国国務院総理、王毅外務大臣、両国大使館に感謝を申し上げます。同プロジェクトは2004年から議論され、2008年以降の17年間にわたり合計60回以上の協議が行われ、国家安全保障議会の3つの助言、国会の6つの決議、内閣の45の決議が出された結果、今日、最終的に決定されました。


ガショーンソハイト・ガンツモド国境横断鉄道は、1955年にモンゴルと中国の間で締結された協定に基づいて建設されたザミーンウード・エレーン鉄道に次いで2番目の接続鉄道となります。この意味で、歴史的な出来事となります。同鉄道の運用開始により、モンゴルの国境検問所能力が倍増し、石炭輸出が年間8300万㌧から1億6500万㌧に達し、石炭取引収益が年間15億米㌦増加します。


一言で、モンゴル総人口の所得税額の2倍に相当する追加収入が得られます。従って、国富基金の蓄積基金の収入が増加し、長年議論された税制改革の基盤が整備されます。同協定締結により、モンゴルと中国の間でシベ―フレン・セヘー、ビチグト・ズーンハタブチ、ハンギ・マンダルの各国境検問所が段階的に鉄道で接続される条件が整備されます。さらに、同協定署名により、モンゴルはクリーンエネルギーを輸出する大規模なメガプロジェクトの調査を開始します。これら鉄道の接続により、輸出収入が15億米㌦増加し、一人当たりの国内総生産が1万米㌦に達します。