融資の10%をグリーンローンに
経済(ウランバートル市、2024年12月4日、国営モンツァメ通信社)11月29日、「モンゴルの持続可能な金融フォーラム2024」の支部会議が「インパクト投資と持続可能なファイナンスの到達可能性」をテーマに開催された。
同支部会議でハーン銀行は、グリーン・テクノロジーの基準を満たした商品や製造業者、供給業者の情報を一元化したグリーン・テクノロジーおよびグリーン・ファイナンス・ポータルを紹介した。
同銀行の最高経営責任者であるR.ムンフトヤー氏は「弊行は、過去10年間に金融業界でのリーダーシップを発揮し、国内外からの投資誘致、民間企業の能力向上、具体的な解決策の提供において主導的な役割を果たした。これらの機会を増やすために、多数の提案、構想、プロジェクト、プログラムを実施してきた。年初9ヶ月で提供されたグリーンローンは6270億トゥグルグに到達し、昨年末と比較して61%増加した。また、システム上重要な5つの銀行(D-SIB)のグリーン・ローン・ポートフォリオの50%以上を単独で形成した。私たちは今年、ソーシャル・ボンドおよび国内外の証券取引所で2億8500万米㌦相当の債券を発行した経験を共有した。組織は、持続可能な開発の方針を採用し、国際基準を遵守するべきである。以前は金融機関の11件のリスクが検討されていたのに対し、現在ではデジタル・リスクや評判リスクなど、リスク管理は新たなレベルに達している。弊行は、2026年までに融資ポートフォリオの10%をグリーンローンにすることを目指している」と語った。