アマルバヤスガラン氏が国会議長に選出
政治(ウランバートル市、2024年7月3日、国営モンツァメ通信社)国会初会議で、国会議長の任命問題が議論された。
モンゴル人民党の理事会が会議を開き、D.アマルバヤスガラン氏を国会議長に指名したことについてL.ムンフバートル議員が発表した。従い、「D.アマルバヤスガラン氏を国会議長に任命しよう」定義で採決を行い、議員126人中121人に賛成された。しかし、H.バトトルガ議員、N.アルタンホヤグ議員、G.オチルバト議員、B.ジャルガラン議員、D.ジャルガルサイハン議員等が反対票を投じた。
議員の多数決により、D.アマルバヤスガラン氏は国会議長に任命された。従い、新しく任命された国会議長に議会の印章を引き渡すことにより、D. アマルバヤスガラン国会議長の全権が実行され始めた。
印章を引き渡された後、同氏は「モンゴルの大統領、首相、国会議員の皆様、モンゴル憲法の2023年改正によると第9回議会選挙は無事に実施され、新しい議員が選出された。新しい国会設立は過半数制度に基づく78名、比例原則に基づく48名の議員を選出し、成立されたことはモンゴルの議会制度を強化し、新たな政治文化を形成した歴史的な出来事となる。本日、国会で5つの政党、連合が議席を獲得しており、弁護士、エコノミスト、エンジニア、教師、科学者など多くの社会集団の代表者で構成されている。民主的な議会の基本的な基準である国民の代表を提供する能力は劇的に向上された。このように、政府政策の決定や立法活動への政党の参加を拡大し、コンセンサス政治へ移行するための重要な一歩となる」と強調した。
D.アマルバヤスガラン国会議員は、1981年11月27日にゴビアルタイ県イェソンブラグ郡で生まれた。1998年にゴビアルタイ県の第一学校を卒業し、2003年に科学技術大学のユニオン情報技術学部、2011年にモンゴル国立大学の社会科学部それぞれを卒業した。同氏は電気技術者、情報電子技術者、そして政治学者を専門としている。
職歴としては、2000~2007年に「ソヨンボ印刷」社の統括部長兼取締役、2007~2009年に「モンゴルポスト」国有企業のマーケティング企画部長、2009~2012年に人民党の事務局メディア広報部長、2008~2020年まで市議会代表、理事長、団長、2015~2016年まで人民党の選挙事務局長、2016年、人民党事務総長、2022~2024年、モンゴル国大臣、内閣官房長官として務めた。
D. アマルバヤスガラン氏を国会議長に任命した後、初議会は一旦休憩となった。