初の首相表敬訪問、 リオ・ティント役員ら、協力約束

政治
arvis@montsame.mn
2016-10-10 13:16:19

首相府は10月4日、J.エルデネバト首相が「リオ・ティント」社のヤン・デュ・ブレシス会長、ジャン・セバスチャン・ジャック最高経営責任者ほか同社の役員らによる表敬訪問を受けたことを発表した。同役員らのモンゴル訪問は初めてだ。
ジャン・セバスチャン・ジャックCEOは同社の役員の初訪問について「外国投資家に対してモンゴルが投資で信頼できる国であること世界に発信できた」とした。また、「オユトルゴイ坑内掘り事業が進行中で、新たに約2000人を雇用した。オユトルゴイ鉱山の労働者総数が約5000人となった。開発事業を加速させ、さらにモンゴル人の雇用を増やしたい。坑内掘り開発は約5年間続くが、その間に労働者の技能向上と人材育成に努める」と述べた。これに対して、J.エルデネバト首相は、「わが国としては、大型プロジェクト開発進行が急務である。オユトルゴイ鉱山開発もその一つであ
る。国として、この開発事業が今後の発展に繋がると期待している。モンゴル国と国民がもっと受益できるよう最善
を尽くしたい」とオユトルゴイ開発事業について語った。さらに リオ・ティントに対して雇用増加、国産品の買い付け及び消費、同事業請負における国内企業の選定などを要請した。ジャンCEOは、首相の要請に対して積極的に協力
すると応じた。エルデネバト首相は「オユトルゴイ鉱山開発プロジェクトの事業契約、運営の安定性が重要であるが、いかなる活動においても公開性や透明性、明確性が大事である。今後の協力においてもそれが必須である」と述べた。

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