プレブスレン外相、第31回国連人権理事会に出席

政治
arvis@montsame.mn
2016-03-14 11:04:44

 スイスのジュネーブで開催中の第31回国連人権理事会に2日、モンゴルの L.プレブスレン外相が出席し、挨拶し
た。外相は、モンゴルの国連人権理事会への選考を支援した国々に感謝を表明し、理事国としてモンゴルは国際的に人権保護を積極的に支援し、男女差別の撤廃、児童、女性、障害者の権利を保護するために尽力すると語った。さらに、人権保護におけるモンゴル政府の取り組みや関連法案などについて紹介し、刑事法を改正して死刑を完全に廃止したことを大きな成果だと強調した。会議の後、外相はゼイド・ラアド・アル・フセイン国連人権高等弁務官と会談した。外相は国連人権理事国に選定されたことはモンゴルにとって大きな責任であると語り、アフガニスタンやミャンマー、キルギス各国に民主主義と人権を普及させるために自国の経験を伝えたいと述べた。一方、ゼイド・ラアド・ア
ル・フセイン国連人権高等弁務官はモンゴルを国連人権理事国に選定する際、アジア太平洋諸国から最多の投票を受けたと語り、今後、モンゴルと人権保護やその他の分野での協力促進を望んでいると述べた。続いて、外相はポーランドのヴィトルド・ヴァシチコフスキ外相と会談した。会談で両外相は双方の協力や国際、地域における課題について意見交換した。ポーランドの外相は、近いうちにウランバートルにポーランド大使館を開設する予定だと語り、モンゴ
ルが主催する第11回ASEM首脳会合に首相と共に出席すると報告した。

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