防衛分野歴史書籍の出版記念イベント
社会
(ウランバートル市、2025年4月3日、国営モンツァメ通信社)同本祭は、防衛研究所の学者および研究者の調査、研究成果を広めることを目的として開催された。
同本祭で、2025年に研究者たちが著した『軍隊管理基本原理』、『防衛学』、『防衛分野における女性の参画』など10冊以上の書籍が紹介された。
Sh.パラムドルジ科学功労者、Ph.D、教授は、「『防衛学』という本を執筆した。防衛学とは、安全性と軍事科学を含む概念である。そのため、防衛学の発展が求められる。特に、小国にとって、防衛政策は軍事科学を含む学問となる。防衛学が独立した科学であることを証明するために、理論的に分析をする課題に直面した」と述べた。
B.バータルスレン防衛大学・防衛研究所職員、Ph.D、教授は、モンゴル国防衛分野における女性の割合は20%である。「『防衛分野における女性の参画』本に、防衛分野の女性職員に関する研究内容をまとめた。同分野に勤務する女性が直面する課題や職務と家庭のバランスを分析し、結果を助言として、防衛省、国防軍参謀、防衛大学に届けた」と述べた。
上記の書籍は、「モンゴル国持続可能な開発構造-2030」における人権や女性能力向上の目標の実現に貢献するとともに、防衛分野の女性職員の効率向上や政策策定への参画にも一定程度の影響を与える。今後、これらの成果は政策や意思決定レベルで参考にできる。
同出版記念イベントに、S.ビャンバツォグト防衛大臣、国防軍参謀の代表者、科学アカデミーと防衛研究所の研究者ら参加した。