Ulaanbaatar
中国遼寧省との協力に関し意見交換
社会
（ウランバートル市、2024年８月15日、国営モンツァメ通信社）８月12日、ボルフ―・デルゲルサイハン道路交通大臣は、ジン・グオウェイ中国遼寧省副省長と同行作業団と会談した。
同会談の冒頭、デルゲルサイハン大臣は、「ジン・グオウェイ中国遼寧省副省長と会談し、両国の道路交通分野における協力拡大について意見を交換していることを嬉しく思う。中国はモンゴルの永遠の隣国であるに限らず、最大の対外関係パートナーであり、投資国でもある。全分野における両国経済協力の拡大に伴い、道路交通分野で同関係を更に拡大させ、協力する機会が数多くある」と述べた。
ジン・グオウェイ副省長は、「中国遼寧省は、経済、インフラ、工業が発展した６つの港があり、モンゴルに最も近い港もある。港湾協力、輸送・物流、インフラ、鉱産物など多くの分野で協力したいと考えている」と述べた。
双方は、地理的にモンゴルに最も近い錦州港をモンゴルの第二の主要輸出入玄関口として利用し、鉄道建設、舗装道路建設、投資支持、互恵協力などを実施する機会について意見を交換した。
会談の最後に、デルゲルサイハン大臣は、「今回の会談と協力は、モンゴルの輸入品コンテナ輸送が中国の天津港で2～3ヶ月遅延し、混雑していることを迅速に解消する上で重要な効果をもたらす。両国の道路交通分野における協力の機会をより真剣に議論し、実行することが重要である」と強調した。
