フレルスフ大統領はインド共和国のドラウパディ・ムルム大統領と会談
政治
(ウランバートル市、2025年10月15日、国営モンツァメ通信社)インド共和国を国賓訪問中のオフナー・フレルスフ大統領は、同国の大統領官邸でドラウパディ・ムルム大統領と会談した。
フレルスフ大統領は、雄大なヒマラヤ山脈、多様で色彩豊かな文化遺産、古代の哲学と現代の発展が調和したインドを国賓として訪問していることに喜びを表明した。また、モンゴル代表団を親しみのある温かい心で歓迎しているムルム大統領とインド国民に対し、心からの感謝の意を示した。
ムルム大統領は、モンゴル国大統領による今回の国賓訪問が、国民相互間での友好親善、相互の信頼と尊重、精神的な隣国としての貴重な絆を強化し、今後の協力関係の方向性を示す上で重要な意義を持つ歴史的な訪問であることを強調した。
フレルスフ大統領は、インドの低利融資および無償援助によって実施されているプロジェクト、特に両国の協力関係の象徴とも言える製油所建設プロジェクトが予定通りに進められていることに対し、全面的な支援と協力を行っているインド政府に謝意を表した。
また、インドが再生可能エネルギー、原子力エネルギー、従来型エネルギーの分野において世界的なリーダーとしての地位を確立し、「国際太陽光発電同盟(ISA)」を提唱するなど、世界のエネルギー転換に大きく貢献していることを高く評価し、感謝と支持の意を表明した。
今回の訪問を通じて協議・合意された取り組みが、両国の発展と国民の幸福のために実を結び、モンゴルとインドの関係と協力がさらに拡大・発展していくことに、両国の元首は強い確信を示した。また、国連とその他の国際機関の場においても、両国がより一層協力を深めていく方針を再確認した。