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首相は、政治的嵐を巻き起こすのではなく、職務に専念し、気象災害の防止に努めるよう関係者に注意呼びかけ

政治
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-10-13 15:22:28

(ウランバートル市、2025年10月13日、国営モンツァメ通信社)ゴンボジャブ・ザンダンシャタル首相は、14日の火曜日から、広範囲で湿った雪が降り、地吹雪に備え、10月12日、国家非常事態委員会を開催した。


会議で、農業、エネルギー分野および首都の冬季対策の準備状況や、実施中の措置に関する報告を受け、必要な指示が出された。


モンゴル気象環境調査庁によると、12日に西部・中部・東部の各県の北部で、13日に西部および中部の北部、東部の一部地域で、14日と15日に西部および中部の広い範囲とゴビ地域の北部で、さらに17日には全国の北部、18日には東部地域で湿った雪が降り、地吹雪が発生する見込みである。


西部の県で干し草の収穫状況が不十分なため、東部の県から供給が行われている。また、150万トンの天然干し草を準備する計画のうち、これまでに110万トンが確保されている。


10月6日時点で、15万7100トンの小麦が収穫されている。加えて、8万1700トンのじゃがいも、5万800トンの家畜飼料も収穫された。


エネルギー分野における冬季対策の準備状況は、現在87%の進捗となっている。中央地域の発電所は、現時点で62万6900トンの半成コークスと2519トンの重油の備蓄があるという。


ウランバートル市内で、販売所500か所に半成コークスの供給が始まった。2025から2026年の暖房シーズンに向け、合計30万6000トンの半成コークスが輸入される。


ザンダンシャタル首相は、ガソリン供給が通常通り行われているにもかかわらず、品薄状況を意図的に発生させている企業に対して調査を実施し、必要に応じて特別許可を取り消す措置を講じるよう改めて強調した。


また、2025年6月22日に開催された国家非常事態委員会では、冬季対策の準備を確実に進めるよう指示が出された。これに基づき、過去3か月間の取り組みの成果を、来週の閣議会議で報告するよう各機関に求めた。


さらに、ザンダンシャタル首相が政府の活動を意図的に遅らせたり、職務を怠ったりしている公務員に対しては、責任を問う方針であることを強調した。