24回目の「善意の行動」女性外交官イベントが開催
社会
(ウランバートル市、2024年9月24日、国営モンツァメ通信社)外務省所属の「女性外交官クラブ」が毎年の秋季に各国の在モンゴル大使館と共催する「善意の行動」国際イベントが開催された。
24回目を迎える国際寄付イベントに欧州連合、日本、インド、韓国、ラオス、ロシアの在モンゴル大使館、在モンゴル・タイ名誉領事館が参加した。また、女性が指導する国内企業、中小企業など約60社が参加した。
同イベントに外務省の代表者、在外公館の長官とその家族やスタッフ、国際機関の代表者、首都ウランバートルの中小企業・サービス支援センターの代表者、そして女性外交官クラブのメンバーらが参加し、各国の文化活動に触れ合い、土産物を購入し、民族料理を試食した。
今年のイベントでは、欧州連合(EU)のTRAM輸出支援事業を実施し、皮革、羊毛、カシミヤ、化粧品部門の国内スタートアップや中小企業の製品が展示された。
このイベントで集まった寄付金を支援対象者向けの特定プロジェクトに提供することで善意を広めるほか、起業家や中小企業の製品宣伝や市場での地位獲得を具体的に支援し、互恵的に協力する伝統が確立されている。
S. オノン女性外交官クラブ会長は、イベントの開幕式で「昨年5月にクラブ設立25周年を記念し、その歴史を誇った。今後もこの伝統を継続し、さらに、幅広い範囲で活躍する希望がある」と強調した。また「1998年に設立された同組織の会員と参加者の人数が増加した。今年のイベントには、女性中小企業経営者が数多く参加している。参加者の数は倍増した。特に、モンゴル側の参加者が増えたことが今年のイベントの主な特徴である」と述べた。