Ulaanbaatar
オユンエルデネ首相、国の富の基金に関する初法案を提出
政治
（ウランバートル市、2024年4月5日、国営モンツァメ通信社）4月3日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相が国の富の基金に関する初法案をゴムボジャブ・ザンダンシャタル国会議長に提出した。
2019年11月14日、モンゴル憲法第6条第2項に導入した改正により、天然資源、その中に地下資源を利用する基本原則、再生不可能な鉱物資源から得られる利益を現在及び将来世代の全国民へ平等的に分配する精神基礎をより明確に確保することにより「国の富の基金」という憲法の新たな概念が創設され、その形成、分配、管理方法及び詳細な関係を規制する要件が発生された。
1940年から、世界で初めて国の富の基金の概念が登場し、それ以来（特に2010年以降）富の基金数が急速に増加され、現在では176のウェルスファンドが国際的に活動している。
法案の構造、規制関係、範囲
同法案の目的は地下資源の恩恵による予算案への収入を、現在及び将来世代のモンゴルの全国民へ平等的に分配する目的で国の富の基金を確立する、資金源、種類、目的を決定する、基金の資産を管理する構造と組織を確立する、基金活動の報告や監視に関連する関係を規制するためで、全5章と16条から構成される。
