地方で30万戸の住宅を建設

政治
l.mungunchimeg@montsame.gov.mn
2024-03-30 16:10:42

(ウランバートル市、2024年3月30日、国営モンツァメ通信社)3月29日、政府庁舎にて「都市と地方復興」作業部会の第15回会合が開催された。


ボルフー・デルゲルサイハンモンゴル大臣兼首都ウランバートル市交通渋滞緩和委員会会長が開会の挨拶を行った。同氏は、「ウランバートル市はモンゴルの全国土の0.3%を占めている。行政機関及び公共サービス機関の90%以上がウランバートル市の全面積の0.2%に配置されている。これは、首都への集中と交通渋滞の主な原因となる。従い、集中を分散させるため、行政機関が先導し首都から移動するべきである。本作業部会の目標は、首都から地方への移住を増加させることである」と述べた。


首都集中を分散し、地方への移住を増加させるために、住民の生活環境、雇用問題、医療へのアクセス、子どもの教育という主要な4つの問題を解決する必要がある。例えば、地方に賃貸アパートを大量に建設し、ウランバートルから地方へ移住する市民に格安でアパートを貸す。政府は地元で30万戸の住宅を建設する計画を立てた。


デルゲルサイハン大臣は、地方での住宅ローンの金利を3%に下げ、住宅ローンの50%が地方に提供される決定を強調した。


政府の創造性向上、国家公務員の地方への移住、技能移転の政策枠内で、オルホン県の医療機関に53人,教育機関に108人の専門職員が移動した。フブスグル県の医療機関は、ウランバートルから地元に必要な経験とスキルを持つがん外科医、外傷専門医、国立外傷研究センターの2チーム、国立第一病院、国立がん研究センターの麻酔科医などの16人を招待し務めてもらった。