モンゴル・バザルト、調達資金使途は計画とおり

経済
ainii.davaa@gmail.com
2019-01-24 11:12:10

 バザルト・ウール製造のモンゴル・バザルト社が昨年5月のIPOで調達した資金64億トゥグルグの56%に当たる約36億トゥグルグを当初計画の通り、工場拡張事業に充てた、と発表した。16日に、ブルームバーグ・モンゴリアが報じた。報道によると、モンゴル・バザルト社が株式公開で得る調達資金の一部を工場拡張、噴射型断熱材開発、原材料仕入れなどに充てる、と説明していた。一方、モンゴル・バザルト銘柄はIPOから下落という低基調であったが、株価は年明けから回復し、13.9%の高値。今は、一株274トゥグルグ台で取引されている。モンゴル証券取引所(MSE)も、同銘柄について「2018年度、需要は高かった」と報告書をまとめた。モンゴル・バザルト銘柄は、上場後もおよそ34億トゥグルグ分が取引されるなど、投資家から熱い視線が注がれているため、今はMSEトップ5入りを果たした。関係者によると、事業売り上げも85%の増収という。同社は、持株70%に達する出頭株主の5名と持株30%に当たる2350名の小口投資家から成る。