エルデネス・タワントルゴイ社、320万㌧の石炭を輸出

経済
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2025-10-06 13:11:45

(ウランバートル市、2025年10月6日、国営モンツァメ通信社)ゴンボジャブ・ザンダンシャタル首相は、10月4日に「エルデネス・タワントルゴイ」公社を訪問した。同社のツァンヒ地区で新鉱山の開発が始まり、高品質のコークス用石炭が国際価格で販売可能になった。


政府は2025年7月9日に「エルデネス・タワントルゴイ」公社で3ヶ月の特別体制を敷き、特別全権代表団を任命した。


U.ビャンバスレン政府特別全権代表団団長は、特別体制期間に実施された業務内容を以下のように報告した。


・停滞取引所での取引を再開させ、75回の取引を通じて580万㌧の石炭を販売し、5億1380万米㌦の収益を上げた。

・契約の停滞を解消し、石炭輸送量を月間170万㌧から280万㌧に増加させ、1.6倍に拡大した。

・機材の稼働準備率は56%から81%に向上した。

・Dashboardシステムの導入により、採掘や輸送の状況をリアルタイムで監視できるようになった。

・政府と企業の協力により、2026~2029年の中期戦略が策定された。

・2025年10月6日にチャオフェイディアン条件付き取引を発表し、日本、韓国、インドなどの第三国市場への進出の第一歩を踏み出した。

・ツァンヒ地区で新鉱山の開発が始まり、高品質のコークス用石炭を国際価格で販売することが可能になった。

・製品の経済効率が40%向上した。 


「エルデネス・タワントルゴイ」公社は、2025年8月に270万㌧、9月に320万㌧の石炭をガショーンソハイト国境検問所とハンギ国境検問所を通じて輸出した。