大統領は国連事務総長と会談
政治
(ウランバートル市、2025年9月25日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領は、9月23日に国連本部でアントニオ・グテーレス国連事務総長と会談した。
フレルスフ大統領は会談の冒頭で、アントニオ・グテーレス事務総長が推進している「UN80」イニシアチブに対し謝意を表明した。また、モンゴルが提案した「世界馬の日」に関する決議が国連総会で採択されたことに謝意を表し、毎年7月11日に国連の枠で馬の日に関連する行事を開催予定であることを述べた。
大統領は、2026年にモンゴルの首都ウランバートルで開催される国連砂漠化対処条約第17回締約国会議(COP17)の準備が着実に進められていることを伝えた。更に、平和維持活動への参加拡大に向けた各種イニシアチブを実現するため、国連と緊密に協力する旨を述べた。
アントニオ・グテーレス事務総長は、国連平和維持活動におけるモンゴルの参画と貢献が極めて重要であることを強調し、世界的な土地劣化や気候変動に対するモンゴルの取り組みを高く評価した。また、国連とモンゴルとの協力関係を引き続き支持する意向を表明した。