輸出の95.9%は鉱物・宝石・金属製品
経済
(ウランバートル市、2025年8月15日、国営モンツァメ通信社)モンゴルは年初7ヶ月で152カ国と貿易を行った。同期間の輸出額が78億米㌦、輸入額が65億米㌦に達した。ただし、輸出は減少する一方で、輸入は増加している。
輸出が、前年同期比石炭が24億米㌦、梳毛カシミヤが2億2000万米㌦、未精製原油が3550万米㌦、羊・ヤギ肉が2590万米㌦、鉄鉱石および鉱石精鉱が1550万米㌦減少した。一方、銅鉱石および鉱精鉱は11億米㌦、家畜の刈り毛や繊維は4260万米㌦、亜鉛鉱石および鉱石精鉱は3140万米㌦増加した。
2024年の同期比、輸入が増加した要因は、乗用車が1億9050万米㌦、車両の部品・パーツが2010万万米㌦、酒類が1470万万米㌦、錠剤・包装薬が1300万万米㌦、携帯電話が1220万万米㌦増加したことである。一方、トラックが7200万米㌦、ディーゼル燃料が5470万米㌦で減少した。
輸出額の95.9%は、鉱物資源、宝石類、金属装飾品および鉄鋼製品やそれを原料とした製品が占めている。
輸入額の71.6%は、鉱物製品、機械・機械装置、電気機器、輸送機器およびその部品、さらに鉄鋼製品やそれを原料とした製品が占めている。
輸入先の内訳は、中国が38.7%、ロシアが23%、日本が12.3%、韓国が4.4%、米国が4%、ドイツが2.5%で、合計で輸入額の85.6%を占めている。