ハンギ・マンダル国境検問所の並行開発における協力強化
経済
8月25日、トルガ大臣一同は両国国境域に位置するハンギとマンダル国境検問所の運営状況を視察した。
ハンギ国境検問所では、国際道路運送「C」許可の取得手続きとスマート・ターミナルの建設工事を視察した。
O.バヤルサイハン国家貨物車両検査官は、パンデミック中に国境のゼロ地点で貨物交換をしていたが、規制緩和後、中国側は国際道路輸送「C」許可をモンゴル側からの入国車に発行するようになり、現在、420台が「C」許可を取得していると述べた。
トルガ大臣は、関係当局に対し「C」許可取得における手続きのスピードアップと、年内に「C」許可取得の石炭輸送車両数を600台に増やすよう指示した。
また、第5回「モンゴル・中国の国境検問所の管理会合」で、ハンギ・マンダル国境検問所の危険な化学物質と石油製品の通過許可が降りたとし、同種目の輸出入の促進に備えるよう指示した。
次に、マンダル国境検問所と鉄道駅、ロジスティク・パークの運営を視察し、近い将来のハンギ・マンダル国境検問所における旅客交通の開通と、危険な化学貨物や石油製品の輸出入などについて関係当局の代表らと会談した。
トルガ大臣は、危険な化学貨物や石油製品の輸出入は以前ザミーン・ウーデ国境検問所を通していたが、中国政府は旅客往来の多い駅に化学物質や危険物を持ち込まないことを決定したため、ハンギ・マンダル国境検問所を通すようにしている。ハンギ・マンダル国境検問所を通す事で、国内の鉱業や農業の主要原材料を価格高騰を防ぎ、安定供給が可能となる重要な役割を果たすと述べた。