フレルバータル経済・開発大臣:モンゴルは税金が最も低い33ヶ国の一つである
経済
7月10日、「モンゴル訪問年」の一環で「Welcome To Mongolia」をモットーに開催中の「モンゴル経済フォーラム2023」は2日目を迎えた。
本日のプレナリーセッションで、チメド・フレルバータル経済開発大臣がモンゴルの経済状況を紹介し、投資環境について発表し、「新未来と新機会の創出」サブセッションにパネリスト参加をした。
モンゴル経済状況:
モンゴルの経済総額168億米㌦で、196ヶ国中124位に
一人当たりの国内総生産(GDP)は5033米㌦に達し、196ヶ国中119位に
経済成長は平均5.1%で11位にランクされ、輸出額は125億米㌦に達した。
外貨準備高は正常に戻り、インフレは低下している。
コロナ禍による困難な3年間であったが、信用格付けは「安定」を維持
ビジネス環境:
世界銀行(WB)が発表する「ビジネス環境」のランキングでは81位に
ヘリテージ財団が発表する「経済自由度指数」番付によると、176ヶ国中73位に
グローバル・イノベーション指数(GII)では132ヶ国中71位に
電子政府ランキングでは、193ヶ国中74位に
投資環境:
平均税負担は211ヶ国中33位と、税金が最も低い33ヶ国の一つである
最も低いVATの16ヶ国の1つ
最も低いCITの6ヶ国の1つ
モンゴルは26ヶ国と二重課税協定を締結
43ヶ国が投資相互保護促進協定を締結
4自由区(中国側1、ロシア側2、ウランバートル市1)
スタートアップ起業後の5年間は免税など
資源状況:
2557件の特別採掘許可により、国土の3.7%で採掘活動
銅の埋蔵量は6990万㌧、石炭は334億㌧、鉄鉱石18.4億㌧、金448.1㌧、ウラン19万2000㌧、石油3億3200万㌧と推定
同フォーラムは、全6会場で、3メインと6サブセッション別に開催され、500人以上の海外のゲストを含む2200人に及ぶ参加者で過去最高数を誇る。