洪水災害警戒レベル発令、7月11日00時まで延期

社会
b.undrakh@montsame.gov.mn
2023-07-09 11:11:38

7月9日、ウランバートル市の災害対策本部が洪水災害における対策を発表した。

 9日現在、市内の浸水被害を受けた建物計50棟から4万6500㌧の揚水が行われているが、約20棟の建物における地下水浸入に伴い揚水作業に苦戦している。汚泥除去作業と消毒作業が通常通り進んでいる。バヤンズルフ地区の建物36棟のうち8棟が完全に排水された。

 ウランバートル配電公社は、「ナトゥール」周辺の建物12棟659世帯の電力を接続したとし、ナーダム大祭までの復旧に取り組んでいると発表した。完全に排水される事で電力の復旧が可能となる。

 住民の安全確保と復旧作業に伴い、8日00時まで発令していた洪水災害警戒レベルを、11日00時まで延期したと発表した。

 7月9日午前9時現在、公共交通機関117路線で701台のバスが運行している。うち106路線の674台のバスは通常通り走行し、洪水災害対策による通行止めに伴い、下記4路線27台のバスは一部ルートを変更している。

 ・CH:30 ジャンジンクラブ~アルダ映画館方面

 ・CH:06、CH:06А トルゴイト~ボタニック方面

 ・CH:17A 西十字路~太陽大通り方面