長年議論されていた開発 プロジェクトを年内解決
経済
6月28日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は李乾中国国務院首と中国人民議会議事党で公式会談を行った。
両国首脳は、モンゴルと中国の包括的・戦略的パートナーシップと互恵協力を拡大し、長年議論されてきたプロジェクトを年内に解決し、協力を強化することに合意した。
具体的にはガショーンソハイト~ガンツモド、シベーフレン~セへ、ビチグト~ズーンハタバチ国境検問所を鉄道で接続するプロジェクト及びエルデネブレン水力発電所の融資契約、チョイバルサン発電所の拡張に対する融資契約の延長、モンゴル銀行(BoM)と中国人民銀行(PBC)のスワップ協定延長が解決された。政府間委員会は首相間の会談の枠で議論された課題解決に取り組むため、サブ作業部会が設置されることとなった。
29日、オユンエルデネ首相の中国公式訪問は、モンゴルと中国の起業家フォーラムや「モンゴルへようこそ」等のイベント開催で続き、中国の主要企業の幹部らとの会談、協力対話が行われた。
両国政府は都市計画、科学技術、グリーン開発、道路交通、国有企業の活性化に協力することで合意し、覚書を締結した。締結した覚書は
1.国際道路運送関係に関するモンゴルと中国政府間の協定
2.モンゴルのゴビ・マザライ保護分野における技術支援プロジェクトの実施に関する協定
3.国有財産及び国有企業間における交流と協力の発展に関する覚書
4.中国へ洗浄ウールとカシミヤを輸出する際の獣医学的かつ衛生的要件に関するモンゴルと中国の税関総局間の議定書
5.モンゴルと上海の証券取引所間の協力に関する覚書