「草の根」無償資金協力、トゥブ県ウンドゥルシレート郡の学校改修

社会
montsushin@montsame.gov.mn
2024-01-19 10:43:49

(ウランバートル市、2024年1月19日、国営モンツァメ通信社)1月17日に、井川原賢在モンゴル日本国特命全権大使が率いる関係者らはトゥブ県を訪問し、日本政府「草の根・人間の安全保障無償資金協力」案件の「トゥブ県ウンドゥルシレート郡小中高等学校改修計画」実施契約が締結された。同契約に、井川原賢在モンゴル日本国特命全権大使とデンベレル・ムンフバータルトゥブ県知事が署名した。


同プロジェクトの枠、ウンドゥルシレート郡の小中高等学校で8億1770万トゥグルグの改修が行なわれる。同校は1985年に創立され、専門機関の調査結果によると今後の利用は不可能となったという。草の根」無償資金協力の一環、校舎の屋根、外壁、内装、電気系統が改修され、約270人の生徒が良質の教育を受け、約40人の教職員が快適な環境で働くことになる。


日本政府は、モンゴルで1990年以降34年間にわたり「草の根・人間の安全保障無償資金協力」案件を実施し、今回の案件は全国において599件目、トゥブ県における24件目のプロジェクトとなり、供与限度額は23万8506米㌦である。 

「草の根・人間の安全保障無償資金協力」案件は1990年に開始され、日本在外公館が中心となり、発展途上国の都市と地方の行政機関、教育機関、保健機関の協力により、地元の住民が直接成果を得るプロジェクトに資金協力を実施する制度である。