Ulaanbaatar
春鷲祭り3月に開催
社会 モンゴルのカザフ族の伝統である鷲で狩猟する「鷲祭り」は国の誇りになったイベントの一つ。今年、首都観光所、ウランバートル観光協会とモンゴルイーグルハンター協会が協力し、春の鷲祭りを3月3日、4日の両日に「チンギスインフレー」キャンプで主催する。鷲で狩猟する習慣は中央アジアの遊牧民族の中で6000年前に生まれ、現在まで保存されてきた。この伝統を最も良く保存した国はモンゴルだ。そのため、豊富な歴史があるこの活動を世界中に宣伝し、モンゴルへ訪れる観光客数を増加する目的で｢鷲祭り｣イベントを年に2回開催するようになった。春にはウランバートルで、秋にはバヤンウルギー県で開催される。祭りは、伝統的な服を着て、それぞれの鷲を腕に乗せて、馬に乗ったイーグルハンターのパレードで始まる。その後、鷲の技を見せるための競技が行われる。祭りの最も驚くべき競争は、偽のぬいぐるみを馬で引きずって鷲の狩猟能力を試すことだ。以前は、生き動物を使用していたが、客の要求に従って、偽のぬいぐるみ動 物が近年使用されるようになった。同祭り際に「クグバール」（馬に乗っている間に山羊の皮を綱引き）、競馬、コイン拾いなどの伝統的なカザフ試合を通じて、カザフ族の人々の伝統と文化を知ることもできる。
