法学等、卓越した学術研究を奨励「チメド賞」、初の女性学士に授与

社会
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2019-01-18 10:07:56

 国会は、法学に関する学術上特に優れた論文、著書その他の研究業績に対して奨励を目的に「チメド賞」を設けて受賞を毎年の新憲法制定記念日の13日に行っている。今年は、第5回目の授賞式となる。法学会で最も権威ある同賞は、今年は、ハヤンヒャルワー・セレンゲ・モンゴル国立大学法学部教授(公法)へ贈られた。初の女性学士による受賞となった。授賞式で、ミエゴムボ・エンフボルド国会議長は「ご受賞おめでとう。益々の研究成果を期待する」と祝福した。一方、セレンゲ教授は、著書「13世紀におけるモンゴルの国法思想とその価値観」を推薦してくれた、国立大学法学部へ感謝したいです、と述べ、「本当にうれしく思います」と喜びを語った。同著書については、モンゴル民族の国家づくりとその法規に重点を置き、伝統的な価値観と連結性を探り出して、それを改めて評価することを目的に書いた、とした上で、モンゴル人の調和及び団結に関する教えは、全人類の存在意義と価値観ということを確証しようと試みました、と発言した。これまでの受章者は、D.ルンデージャンツァン現国会議員、I.ダシニャム国家功労法学者、D.バヤルサイハン法学教授、Kh.ナランゲレル科学アカデミー員の4名である。