モンゴル・韓国大統領が電話対談、協力と関係に満足感を表明
政治
(ウランバートル市、2025年9月5日、国営モンツァメ通信社)9月4日、オフナー・フレルスフ大統領は韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領と電話会談を行った。
韓国大統領の就任に祝意を表した。これに対し、李在明大統領は、フレルスフ大統領に謝意を表明し、両国の外交関係樹立35周年を祝福した。
両国の関係と協力が社会・経済のあらゆる分野にわたって拡大し、現在は「戦略的パートナーシップ」関係にまで発展していることについて、両首脳は満足の意を示した。
双方は、経済協力の発展に向けた意欲を確認するとともに、相互の信頼関係や協力関係を一層深化させるうえで、ハイレベルおよび首脳レベルの相互訪問が重要であるとの認識で一致した。
李在明大統領は、フレルスフ大統領を韓国への国賓として招請する意向を改めて確認した。
現在進行中のプロジェクトやプログラムを計画通りに着実に推進するとともに、モンゴル・韓国間の「経済連携協定(EPA)」に関する協議を効果的に継続し、レアメタルや情報技術(IT)などの分野での協力を拡大していくことについて意見交換を行った。
両首脳は関係と協力が活発に発展してきた背景には、両国民の友好関係と友情が主な役割を果たしてきたことを強調し、今後も人的交流を促進していく考えを示した。
この枠組みのもとで、両国の関係機関同士の協力を一層強化していくことで一致した。
韓国国民が一定期間ビザ免除の対象となっている同様に、モンゴル国民が韓国に対して優遇された条件でビザなしで渡航できるようにとのモンゴル国大統領の要請を、李在明大統領は受け入れ、この分野での協力を表明した。
李在明大統領は、韓国に居住し働いているモンゴル人が同国の発展に相応の貢献をしていることに感謝の意を表した。
両首脳は、国際および地域の舞台で緊密に協力してきたことを高く評価し、今後もこの協力関係をさらに深化・発展させていく意向を確認した。