国際検察官はサイバー空間犯罪に共同で対抗

政治
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2025-06-05 14:45:03

(ウランバートル市、2025年6月5日、国営モンツァメ通信社)本日、「シャングリ・ラ」ホテルで国際検察官協会(IAP)東ヨーロッパ・中央アジア地域の第10回会議が開催中である。


IAPとモンゴル検事総局が共催している同会議に、25ヵ国から約100名の代表者が出席している。


同会議は「検察官の役割と関与の進化:サイバー空間における犯罪対策の課題と優良事例」をテーマにしており、オフナー・フレルスフ大統領が開会の辞を述べた。


大統領は「サイバー空間とサイバーセキュリティのリスクは、国境を越えて、検察機関に新たな課題をもたらしている。そのため、共同の努力、包括的な解決策、相互連携の政策が重要である。検察機関が今後も法の支配と正義の確立に貴重な貢献を果たすと確信している。モンゴルは、民主主義、法の支配の原則、人権、自由などの価値を一貫して擁護し、検察機関の独立性と自律性を強化し、法制度改革を加速させ、国際条約・協定を確実に履行し、各国の優良事例を取り入れるため、積極的かつ主体的に取り組んでいる」と述べた。  


同会議で「ソーシャルネットワークと犯罪の進化・傾向」、「サイバー空間における児童に対する犯罪への対策」、「犯罪対策への技術とイノベーションの活用」、「人身売買:地域傾向、戦略、被害者保護」をテーマに議論が展開される。