トール川高速道路の橋梁構造の延長

社会
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2025-04-23 11:44:10

(ウランバートル市、2025年4月23日、国営モンツァメ通信社)首都の主要道路プロジェクトの一環として、第1環状道路と接続する一部区間の橋梁構造物が、従来の6771㍍から9878㍍へと延長された。

ウランバートル市の発展を目指す「24件のメガプロジェクト」の一環として、首都の道路網を拡張・整備する計画の一つが「トール川高速道路」プロジェクトである。同高速道路は、市東部のバヤンズルフ検問所およびウランバートル〜ナライハ間の幹線道路から、西部の地方へとつながる安全環状交差点までを結び、全長32㌔㍍・6車線で整備される予定である。

当初、同高速道路は全長32㌔㍍、4車線で計画され、事業費は9160億トゥグルグと見積もられていた。しかし、政府は1月の定例閣議で本路線を6車線に拡幅し、都心部を通過する区間を橋梁構造とする方針を決定。これに伴い、総事業費は19億6500万トゥグルグへと増額された。

また、道路・交通大臣の命令により、労働者の時間給や機械設備の時間当たり使用料などの基準が見直され、それに伴い、実現可能性調査や予備設計、基本設計が再検討された。これを踏まえて、事業予算も再算出された。

その結果、「トール川高速道路」プロジェクトの設計が変更され、建設開発センターの専門家による審査と検証を経て、総事業費は23億8400万トゥグルグに増額された。2025年度は、首都予算から5386億トゥグルグを充当することが決定している。