ウムヌゴビ県、馬頭琴・国際フェスティバルが開催
社会
(ウランバートル市、2024年7月5日、国営モンツァメ通信社)モンゴルで、オフナー・フレルスフ大統領の後援のもと、第7回馬頭琴・国際フェスティバルが開催される。
7月16日、同フェステイバルはウムヌゴビ県ダランザドガド市で7週間連続で開催される。2008年に世界馬頭琴協会(WMA)を開設して以来、国際フェステイバルを定期的に開催してきた。
以前、2008年、2012年、2016年には国際馬頭琴フェスティバル・シンポジウムと2010年、2014年、2018年には馬頭琴愛好家や馬頭琴職人によるコンテストが開催された。同コンテストには、米国、韓国、中国、ロシア、日本、ドイツ、フランス共和国からの馬頭琴演奏者、学生、愛好家等が定期的に参加してきた。
「Covid 2019」パンデミックの影響で一時中断されていた同フェスティバルは、今年初めて地方で開催されるという特徴がある。
7回目となる同フェスティバルは3つのカテゴリーに分けて開催される。計170人程の専門の馬頭琴演奏者、愛好家、馬頭琴職人が登録された。モンゴル国家の誇りである馬頭琴を尊重し、普及させる活動を加速化するというモンゴル大統領の命令が発令された。N.ジグジドドルジWMA会長が、同命令が発令された年に、馬頭琴・国際フェステイバルを地方で開催されるのが独特であると指摘した。同氏はまた、今後、同フェステイバルを3年毎に開催するようになることにも言及した。
ウムヌゴビ県では、Ts.ツェレンドルジ国家受賞馬頭琴演奏者兼国家人民俳優、P.バイガルジャブ楽器職人兼文化功労労働家など馬頭琴の最優秀の労働家達が生まれた。