アジアのジャーナリストら 青少年への情報提供を重視
社会
3月6~8日、第52回アジア太平洋通信社機構(ОАNА)理事会会議が日本・東京で開催され、アジア太平洋地域における14ヶ国の通信社責任者らが出席した。
ОАNАは、ユネスコ創案により、1961年に設立され、現時点で、35ヶ国の44社が加盟し、世界中で流通する全情報の3分の2を提供する権威ある機構である。
モンゴルの国営モンツァメ通信社は、1981年にОАNАに加盟し、その活動に積極的に参加してきた。2010年にトルコ・イスタンブール市で開催された定例総会で理事会会員に初めて選出され、2011年にウランバートル市で理事会会議を成功裏に主催した。更に、2013、2019、2022年の総会で理事会会員に選出され、2016年から技術委員会委員に3回選出された。
今回の理事会会議で、通信社が直面する課題と新たな機会、デジタル化時代における通信社の行動特徴などが議論された。特に、社会が急速に進化し、情報収集の最良方法が求められるようになった現在、革新的な情報発信、スマート・テクノロジー、ソーシャル・メディアを幅広く活用している若い世代への情報提供を重視し、意見交換が行われた。
また、通信社の資金提供強化も重視され、一つの課題として取り上げられた。
同会議の際、エルデネツォグト・ソドントゴス国営モンツァメ通信社社長は、日本の水谷亨共同通信社代表理事社長とロシアのミハイル・グスマン・タス通信社最高管理責任者と会談し、協力契約書を更新した。
ソドントゴス社長は、また、カタールのジャシム・アル・ハマディКHА通信社社長顧問、ベトナムのヴ・ベト・トラングВНА通信社社長、ブルガリアのキリル・ワルチェフВТА通信社社長と会談し、協力プロジェクトの実施で合意した。更に、中国、マレーシア、イラン、韓国の通信社責任者らと会談し、双方の新たな協力可能性について意見交換した。
国営モンツァメ通信社は、毎日、ОАNА情報統合ネットワークwww.oananews.orgホームページにモンゴルに関するニュースと情報を写真、音声、動画とともに英語で提供している。