ルーマニアの学者、モンゴルの史料を下に10巻を出版

社会
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2024-02-27 11:07:35

(ウランバートル市、2024年2月27日、国営モンツァメ通信社)2月20~25日、ビャンバスレン・エンフアムガラン・モンゴル国会議員兼安全保障・外交政策常任委員会委員長が率いる代表らはルーマニアを訪問し、同訪問の際、ルーマニアのコンスタンティン・バルブ学者兼アカデミー会員と会談した。


コンスタンティン・バルブ学者は、長年にわたり、世界諸国の公文書館、図書館、個人コレクションに保管されていたモンゴル古代歴史に関する研究資料を収集してきた。収集した資料をまとめて出版すれば約1000冊の本になる可能性があると述べた。


また、「Monumenta Mongoliae historica」と称される歴史シリーズの模範として自費で発行した最初の10巻と10枚の地図をエンフアムガラン国会議員が率いる代表らに手渡した。その際、同プロジェクトに対するモンゴル政府の支持と協力に期待感を示した。


同10巻には、ラシードゥッディーンが編集責任者を務めた『集史』のいくつかの原稿バージョンおよびマルコ・ポーロの日記原稿などペルシア語とラテン語で残された貴重な史料が含まれている。