最大に開催された「ダンシグ・ナーダム2023」仏教大祭

社会
l.naranzul@montsame.gov.mn
2023-08-07 10:55:57

8月5~6日、モンゴルの宗教的文化・伝統を紹介する「ダンシグ・ナーダム ー フレー・ツァム2023」仏教大祭が、ウランバートル市役所、ガンダン・テグチレン寺院、モンゴル相撲協会の共催により、フイ・ドローン・ホダグ草原で開催された。

開会式の挨拶で、ガンダン・テグチレン寺院のD.チョイジャムツ僧院長は、同大祭が遊牧民のモンゴル人の文化、宗教的伝統の世界への発信となると強調した。

ドルゴルスレン・スミャバザル首都知事兼ウランバートル市長は、「東洋のルネサンス」と評されるチンギス・ハーンの直結の子孫であるウンドル・ゲゲーン(「徳の高い活仏」の意)・ザナバザル初代活仏により『ウルグー(宮殿)』の名で設立されたウランバートル市は、現在、世界の都市とともに発展しつつある」と述べ、この遺産を守り、広めることは私たちの責任であり、遊牧民の都市ウランバートルを国際的に宣伝する「ダンシグナーダム」仏教大祭を7年目に主催するとした。




今年のダンシグ・ナーダムは、ハリマグ、ブリアド、内モンゴル自治区、トゥヴァ、ロシアからの力士、芸術家、宗教代表ら、9ヶ国の50人以上のモンゴル研究者が参加し、「遊牧の都」国際会議が開催されたのが特徴的である。


「ダンシグ・ナーダム2023」に256人のモンゴル相撲が対戦し、アルハンガイ県出身の力士が優勝した。また、内モンゴル自治区とブリアド族の力士がそれぞれ4位を獲得した。




ダンシグ・ナーダムを観賞した観光客の感想:




エドカ氏:チェコの観光客

ーーいつモンゴルに来ましたか? モンゴルを観光することになったきっかけは?

モンゴル人の友達が勧めて、2週間前にモンゴルに来た。モンゴルを観光して、全く後悔していない。とても素敵な国だと思った。


――ダンシグ・ナーダムについての感想は?

モンゴルの宗教的文化祭だと解釈した。私は無宗教だけど、友達と一緒に開会式を見て、モンゴルの歌手やダンサーのコンサートを観賞し、とても綺麗で気に入った。モンゴル料理も美味しかった。




ブライト・ドン氏:オーストラリアの観光客

ーーいつモンゴルに来ましたか。

モンゴルに来て、4週間経っている。モンゴルを観光して本当に良かったと思う。国家ナーダム大祭ももウランバートル市で観賞した。とても素晴らしかった。


――モンゴルの地方へ行きましたか。

私はゴビが好きだからウムヌゴビ県へ行った。人々も優しく、自然が美しかった。忘れられない旅になった。


――以前はモンゴルの来たことがありますか。

初めて来た。私はオーストラリアの農家である。モンゴルで馬、ラクダ、羊、ヤギ、牛がこのような広大な草原で放牧しているのを見て感動した。


――ダンシグ・ナーダムについての感想は?

ダンシグ・ナーダムは素晴らしかった。独特な衣装を着たツァム舞踊がとても面白かった。全体的にモンゴルはとても気に入った。