Ulaanbaatar
オノン・バルジ国立公園、ユネスコの生物圏保護区世界ネットワークに登録！
社会
6月12～15日、国際連合教育科学文化機関（ユネスコ）の第35回「人間と生物圏計画」（Programme on Man and the Biosphere：MAB計画）の国際調整管理会で、モンゴルのオノン・バルジ国立公園の「生物圏保護区 世界ネットワーク」（World Network of Biosphere Reserves：WNBR）への登録が認定された。
オノン・バルジ国立自然公園は、ドルノド県バヤン・オール郡、ヘンティー県ダダル郡、バヤン・アドラガ郡、ノロブリン郡、ビンデル郡に位置し、豊富な淡水資源の源であるオノン川と森林生態系、生物多様性における適切な自然環境の条件を作り出す自然豊かな地域である。
同ネットワークに登録される事で、地域の国際的重要度が高まり、自然の保護活動が強化され、同地域の持続可能な発展の確保が期待される。
2022年末時点では134ヶ国738保護区が登録され、オノン・バルジ国立公園の生物圏保護区がモンゴルの第10回目登録であり、9番目のバイオスフィアとなる。
❖ 大ゴビ生物圏保護区、1990年
❖ ボグド・ハーン山生物圏保護区、1996年
❖ ウブス湖盆地生物圏保護区、1997年（2021年に広域に再登録）
❖ ホスタイ山脈生物圏保護区、2002年
❖ ドルノド・モンゴル生物圏保護区、2005年
❖ モンゴル・ダグーリ生物圏保護区、2007年
❖ トソン・ホルスタイ生物圏保護区、2020年
❖ モンゴルとロシアに跨る広域ウブス湖生物圏保護区、2021年
❖ フブスグル湖生物圏保護区、2022年
