オユンエルデネ首相、ベトナム大統領を表敬

政治
b.enkhtuya@montsame.gov.mn
2024-10-01 11:50:45

(ウランバートル市、2024年10月1日、国営モンツァメ通信社)9月30日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は、モンゴルを国賓訪問中のトー・ラム・ベトナム社会主義共和国大統領兼共産党事務総長を表敬した。


会談の際、オユンエルデネ首相モンゴルのアジア・太平洋地域における外交政策において、東南アジア諸国、特にベトナムとの関係と協力が重要な位置を占めていることを強調した。そして、この枠内で、ベトナムとの貿易や経済の互恵的な協力を拡大・促進させる意向を表明した。また過去、両国が「友好的協力の原則」に基づいて友好的な関係と協力を持続的に発展させてきたことに言及し、今年、外交関係構築70周年の枠内で開催されたモンゴル国賓訪問の際、両国の関係が「包括的パートナーシップ」のレベルに格上げされたことに喜びを表明した。


双方は、モンゴル政府が実施している『長期ビジョン2050』長期開発政策を、ベトナムの『2050年までの発展に関する長期政策』と連携させ、両国の互恵的かつ経済的意義を持つ大規模なプロジェクトやプログラムを実施する可能性について意見交換した。


オユンエルデネ首相両国の国家元首が合意した発案や構想を実現させ、今年の11月にハノイで開催されるモンゴルとベトナムの貿易、経済、科学技術に関する政府間委員会の第19回会合を効果的に開催するため、両国政府が密接に協力すると確信感を示した。


両側は、両国の関係を経済的な事業実施により充実させ、互恵的な協力を活性化させるため、輸送と物流の障壁を取り除き、両国間の航空輸送拡大と直行便運航により観光や国民交流を増加させるための協力が決定されたことを歓迎した。

オユンエルデネ首相は、困難な時期にモンゴルとベトナムの国民が互いを支え合う素晴らしい伝統があると強調し、過去30年間でベトナムで発生した最も強力な暴風雨による甚大な被害に関連し、モンゴル政府がベトナム政府に20万米㌦の人道的支援を提供することを決定したと述べた。