Ulaanbaatar
モンゴル・ベトナム関係における立法機関の役割を強調
政治
(ウランバートル市、2025年10月3日、国営モンツァメ通信社）10月1日、モンゴルを公式訪問中のベトナム社会主義共和国のチャン・クアン・フオン国会副議長は、ダシゼベグ・アマルバヤスガラン国会議長を表敬した。
アマルバヤスガラン議長は、東南アジアにおける重要なパートナーであるベトナムと外交関係が樹立されてからの70年にわたり、各分野で関係が活発に発展し、現在では「包括的パートナーシップ」へと発展し、社会・経済の多くの重要な分野で実質的な協力が行われていることを強調した。さらに、モンゴルとベトナムの関係および協力において、立法機関同士の協力が重要な役割を果たしてきた。両国の議会指導者間や議会間の各レベルでの相互訪問の頻度を維持することは、政治的な相互信頼と相互理解を深めるうえで重要な意味を持つと述べた。さらに、モンゴルとベトナムの貿易・経済協力を一層拡大・発展させるためには、両国のビジネス関係者を政府の政策を通じて相互に後押ししていくことが不可欠であると強調した。
ベトナム社会主義共和国のチャン・クアン・フオン国会副議長は、両国の伝統的な友好関係、政治的信頼、経済協力が一層緊密に発展していることに触れ、今後も立法機関同士の協力を引き続き発展させ、その実質的内容をさらに強化していく用意があることを表明した。加えて、両国の間には、特に食料、農牧業、軽工業、鉱業、そしてとりわけ産業分野において幅広い協力の可能性があることも強調した。
今回の公式訪問は、国会副議長レベルとしては約10年ぶりに実現したものである。
