「グレート・ティー・ルート」展が開催

カルチャー
b.mungunchimeg@montsame.gov.mn
2024-09-05 14:14:08

(ウランバートル市、2024年9月5日、国営モンツァメ通信社)モンゴルと中国の外交関係樹立75周年の一環として、モンゴル国立博物館のホールで「グレート・ティー・ルート」展が開催された。


「グレート・ティー・ルート」展では、14,000㌔㍍にも及ぶ茶の交易路に沿い、中国から始まる茶街道の都市や中国とモンゴルにおけるお茶の遺産、歴史的建造物を紹介するほか、茶に関する文化・歴史的な写真、説明文の提供とドキュメンタリー映像も上映される。


「グレート・ティー・ルート」展は、人類の発展に重要な役割を果たした古代の交易路であり、同ロードにに沿った地域と都市は中国福建省、江西省、安徽省、、湖南省、、湖北省、、河南省、、山西省:、内モンゴル自治区の広大な9省、モンゴルの イフフレー市、マイマイ市、ウリヤスタイ市、ホブド県、アルタンブラク市、 ロシアのサンクトペテルブルクなど、茶を通じた多くの文化的な交流が行われ、現在も歴史的遺産として残っている。


歴史的には、17世紀~20世紀初頭にかけてお茶は「グレート・ティー・ルート」を通じて重要な交易品となり、茶街道沿いの町や村は、茶の貿易によって大いに栄え、18世紀以降にお茶が中国の最も重要な産品の一つとなった。この影響は、地域の文化、技術、経済の発展に多大な影響を与えた。


「グレート・ティー・ルート」は、製造、流通、輸出の各段階で網羅している。

モンゴルのティー・ルートの主要なジャンクションはイフフレー市とアルタンブラグのマイマイ市であり、ロシアのサンクトペテルブルクはテイー・ルートの終点として多くのティーが取引された。

グレート・ティー・ロードは、豊かな文化遺産を残し、中国、モンゴル、ロシアの三国間の平和関係の重要な証人となり、世代を超えた民族の友好関係を明確に示した。

さらに、同展の主催者らは、中国、モンゴル、ロシアの三民族の心と魂の絆を高めるために大茶道の文化遺産の保存と継承を加速することが必要だと強調した。

同展は、中国の湖北省博物館とモンゴルの国立博物館が共同で主催し、来月3日まで開催される予定である。