ザンダンシャタル国会議長、インド訪問

政治
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2021-12-11 09:13:54

 

 

ゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長のインドへの公式訪問が終了し、126日に帰国した。

121日から5日にかけて続いた同訪問では国会議長がラーム・ナート・コヴィンド副大統領を表敬し、ヴェンカイア・ナイドゥ副大統領兼ラージャ・サバー連邦議会議長、ローク・サバー下院のオム・ブリラ議長、スブラマニヤム・ジャイシャンカル外務大臣、ラームチャンドラ・プラサード・シ鉄鋼大臣らと会談し、両国の国会間及び貿易、経済、科学、文化、教育、保健、農牧業分野などでの協力関係について幅拾い意見交換が行われた。訪問の結果、モンゴルとインドの共同実施中の製油工場建設を予定期間内の竣工に向けて両側の共同努力が必要だと合意した。

さらに、ザンダンシャタル国会議長が提案した課題であるインドの情報技術の成功の経験共有、モンゴル・シリコンバレーを首都ウランバートルで設立に向けて協力し、文化、クリエイティブ産業分野での関係強化、「ハリウッド」との映画分野での協力開始、モンゴルでの映画撮影、モンゴルの原料炭をインドへ輸出ラインを設けるなど、インドが支援する意向を示した。

そのほか、コロナ禍での共同対策、相互支援を今後も維持し強化する、国会における会派、国会事務局間の協力を新段階に持ち上げるのが重要だということで、両側は合意した。

また、両側は国際および地域レベルでの協力と相互支援の伝統を継続し、世界の平和と安全保全、持続可能な開発目標の達成、気候変動対策など、世界に寄与するコミットメントを再確認した。

前回の訪問から11年後にモンゴル国会議長レベルで行われたインド訪問は、モンゴルとインドの戦略的パートナーシップ関係を深め、政治的信頼を強化し、両国の国会間の連携強化に重要かつ実りある訪問となった。