閣議決定 2025年8月13日

政治
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-08-19 12:17:23

(ウランバートル市、2025年8月19日、国営モンツァメ通信社)2025年8月13日、モンゴル国政府は定例閣議を開き、次の事項を決定した。


「エルデネス・タワントルゴイ」社に特別体制が導入されて以降、石炭の輸出が増加した。

政府は2025年7月9日付で「エルデネス・タワントルゴイ」社に対し、3ヵ月間の特別体制を導入し、同社に政府の特別全権代表チームを派遣して業務を行わせている。

この期間に実施されている取り組みの進捗状況や成果について、「エルデネス・タワントルゴイ」社における政府特別全権代表チームのリーダーU.ビャンバスレン内閣官房副長官が説明した。同チームは、採掘・輸送・販売およびその他の業務を改善するという4つの基本方針に基づいた計画を策定し、その実施に取り組んでいる。


心血管疾患の国家センター設立プロジェクトの一環として、119床規模の病院が建設される。

欧州復興開発銀行(EBRD)との間で締結される「心血管疾患国家センター設立プロジェクト」に関する融資協定案を審議し、支持する方針を示した。今後、国家大会議(国会)の関係常任委員会との協議を経て、同委員会が支持すれば、本協定への署名権限を付与する首相令が発出される見通しである。


医療保険基金に債務が発生した原因と背景を調査し、監査を実施する方針である。

ゴンボジャブ・ザンダンシャタル首相は、医療保険基金に2400億トゥグルグの債務が発生している原因と背景を調査し、基金の運営状況に対して監査を実施するよう指示した。この目的のため、サンダグ・ビャンバツォグト・モンゴル国大臣兼内閣官房長官をリーダーとする作業部会を設置し、活動を開始するよう命じた。


オムヌゴビ県は、火力発電所建設プロジェクトの資金調達を目的として、有価証券を発行する方針である。

オムヌゴビ県ダランザドガド郡における50メガワット規模の火力発電所建設プロジェクトの資金調達を目的に、同県が最大5000億トゥグルグまでの地方債(県債)を発行し、当該年度の国家予算法および政府の2026~2028年債務管理戦略文書に基づき、国内市場で段階的に売却することをN.エンフバト県知事に許可した。