13~14世紀の妃8人の肖像画を展示

カルチャー
bolormaa@montsame.gov.mn
2022-01-25 12:22:05

1月14日、モンゴル国立 中央図書館と国立台湾図書館(國立臺灣圖書館) の2回目の共同展示がモンゴル国立中央図書館で開催された。「台湾におけ る宝物」という展示は、 台湾の国立故官博物院( 國立故宮博物院)でモンゴルのハーン8人、妃13人の肖像画が保存されており、その中からハーン8人と妃8人の肖像画が展示されている。 モンゴル国立中央図書館のバヤルフー・イチンホルロー館長は「ハーンと妃の姿を比較し描いた実像の肖像画である。 


偉大なハーン及び妃のその時代の実像であり、貴族の髪毛のスタイル、デール衣装(民族衣装)、帽子、 ピアス、ネックレスなど を知る重要な研究資料である」と強調した。肖像画を見れば、気になるのが当時 の妃は眉毛を剃って、同じ スタイルで眉毛を描いていたのが目立つ。 

また、13~14世紀に暮らしていた妃8人とも赤帽子 をかぶり、その上に装飾品を付けているのがほぼ同じ ように写されている。デー ルの衿は黄色の柄と黒色の 広衿、黄色の2個棒衿にあ るのは同時代の女王様の服装のドレスコードと文化を表現している。 台湾の国立故官博物院には中国皇帝の文化遺産 の数々が並ぶ世界的に有名で、その中にモンゴル歴史、文化、国家に関す る記録、絵画、モンゴル 宗教家が使用した工芸品 が豊富である。

展示期間 は今月29 日まで。