Ulaanbaatar
隣国からの観光客、80％増加
社会
（ウランバートル市、2025年11月10日、国営モンツァメ通信社）モンゴルを訪れる隣国からの観光客数が、パンデミック前に比べて80％増えたことが明らかになった。文化・スポーツ・観光・青年省によると、この増加は、モンゴル、中国、ロシアの観光大臣による三国間会合を2016年から毎年開催してきた成果の一つだという。
第9回大臣会合は、ダルハンオール県で開かれ、「茶の道と経済回廊」に関する三国間会議も行われた。Ch.オンドラム文化・スポーツ・観光・青年大臣は、「今回の会議は三国の協力を新たな段階へと進める重要な一歩である」と述べた。
会合で、モンゴル・中国・ロシアの「経済回廊構築プログラム」を2031年まで延長することや、貿易・経済・インフラ・環境・観光などさまざまな分野での協力をさらに強化していく方針が確認された。
三国の貿易や文化、文明を700年にわたり結びつけてきた「茶の道」の歴史的観光価値が改めて強調された。また、隣国の政府や民間企業と連携し、ブランド化された自動車ツアーの共同開発を進める方針も示された。
