額賀議長、日モ国会協力「新章入り」を強調

政治
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-08-01 09:39:05

(ウランバートル市、2025年8月1日、国営モンツァメ通信社)ダシゼグベ・アマルバヤスガラン国会議長は、額賀福志郎衆議院長と会談を行ったと国会報道官が発表した。


7月29日の会談の冒頭、アマルバヤスガラン議長は、民主主義の共通の価値観を持つ「第三隣国」、「平和と繁栄のためのモンゴルと日本の特別な戦略的パートナーシップ」という関係にある日本との友好関係・親善に特別に注力をしていることを強調した。また、モンゴルにおける民主主義強化や社会及び経済の持続可能な発展のために日本政府と国民が寛大に支援してきたことにモンゴル国民は深く感謝の意を表した。


また、新国会が掲げる戦略的方針や、法制度改革における「三つの充実」政策についても紹介した。モンゴルは2026年に「砂漠化対処に関する国連条約(UNCCD)」第17回締約国会議(COP17)を開催する。国会は、国際議員連盟(IPU)の持続可能な開発に関する常設委員会のもとに、土地劣化と砂漠化問題に対応する諮問機関の設置を提案する構造を進めていることを踏まえ、アマルバヤスガラン議長は、このような取り組みを日本の国会が積極的に支持を示すことへの期待を表明した。


額賀福志郎衆議院長は、天皇皇后両陛下によるモンゴル国賓訪問が両国の関係強化、国民同士の親密な友好の深化に大きく寄与していることを強調した。モンゴル・日本は経済、外交、安全保障の分野において共通の利益と価値観を共有しており、同公式会談を通じて、両国の議会間協力の新たな一章が開かれていることが確認された。