Ulaanbaatar
モンゴル・キルギスビジネスフォーラム、150社超の企業参加
政治
（ウランバートル市、2025年7月23日、国営モンツァメ通信社）オフナー・フレルスフ大統領は、キルギスを国賓訪問中である。
同賓訪問の一環として、モンゴル・キルギスビジネスフォーラムが開催され、両国の政府関係者やビジネス代表者、投資家が参加した。
S.アマルサイハン副首相兼モンゴル・キルギス政府間委員会長、E.J.バイサロフキルギス内閣副議長が開会の挨拶を述べた。
アマルサイハン氏は、両国首脳の相互訪問は両国関係を新たな段階へ引き上げ、貿易、経済協力拡大や両国民間の友好と親善の強化に重要な貢献を果たしたことを強調した。
双方は、ビジネスフォーラムが経済関係の発展に寄与し、両国の政府と民間セクターが市場の需要や技術革新と連携しつつ、相互に利益のある形で実質的な成果を上げるための重要な推進力になるとの認識を示した。
今後は：
ー農業・食品、食肉・肉製品、羊毛・カシミヤ、皮革の分野で共同工場設立、製品の国際市場への輸出
ー輸送・物流、観光、教育、科学、先端技術分野における協力の深化
ー果物・野菜の供給増加、経験共有、専門家育成
ー投資に適した環境の整備、安定的かつ明確なビジネス環境の構築による協力に注力する。
また、大統領が提唱した「10億本の植林」全国運動、「食糧供給と安全保障」全国運動の枠組みでキリギズと食料供給の安定性にかんする協力を進める。
同ビジネスフォーラムには、両国の情報技術、エネルギー、鉱業、輸送・物流、教育、銀行・金融、食品、農業、商業サービス、観光などの分野から150社以上の企業が参加し、交流を深め、協力に関する契約を締結した。さらに、フォーラムの期間中に、両国の企業間の協力を支援し、共同プロジェクトを実施し、関係を拡大・発展させるための支援を行うモンゴル・キルギスビジネス評議会が設立された。
