国際金融公社、M銀行に3000万米㌦を提供

経済
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2024-05-09 17:21:52

(ウランバートル市、2024年5月9日、国営モンツァメ通信社)5月9日、国際金融公社(IFC)とモンゴル初の支店レスデジタル銀行であるM銀行は、モンゴルの中小企業、特に女性起業家向けのデジタルローンを拡大する目的で革新的なプログラム実施文書に署名した。これは、国際金融公社がモンゴルにおける持続可能でアクセス可能な融資を支援する構想の枠内で実施している取り組みの一つである。


国際金融公社は、М銀行に最大で3000万米㌦を提供し、その25%が女性起業家に割り当てられる。同プログラムの一環、国際金融公社がM銀行との協力により、中小企業およびサプライチェーンの金融商品とサービスを拡大している。また、国際金融公社は、環境社会管理システムの更なる開発と実施のためM銀行に技術支援を提供することとなった。 


B.テムーレンM銀行副最高経営責任者は、「モンゴルのデジタル移行を主導するM銀行は、国際金融公社との協力により、デジタル信用スキルをさらに向上させ、全国の全ての顧客に適切な金融解決策を提供できると考えている。また、我々は、サプライチェーンに関わる国内起業家および商人向けに革新的なサービスを導入できることを誇りに思っている」と強調した。


ルファト・アリマルダノフ国際金融公社モンゴル常駐代表は、「デジタル・ソリューションは、モンゴルのような人口が広く分散している国において、必要不可欠なサービスへのアクセス増加に大きく貢献できる。我々は、市場競争力と包括的な経済成長を促進するために同国のデジタル銀行を支援し、資産と専門知識を共有できることを誇りに思っている」と述べた。