フレルスフ大統領とシュタインマイヤー大統領、記者会見を開催

政治
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2024-02-07 20:35:51

2月7~8日に、オフナー・フレルスフ大統領の招請によりフランク・ヴァルター・シュタインマイヤードイツ連邦共和国大統領が国賓訪問中である。


両大統領は公式会談の結果について記者会見を行い、モンゴル・ドイツ外交関係樹立50周年記念の枠で開催された国賓訪問の意義を強調し、両国関係レベルを格上げ、「戦略的パートナーシップ」締結に関する共同宣言の署名を発表した。


双方は、過去50年間における協力関係の更なる強化、拡大、国の発展、経済的効果、投資増加向けた相互有利のある大規模なプロジェクトの共同実施について話し合った。




また、国際的課題について意見交換し、世界平和と持続可能な発展のために協力する旨を表した。

さらに、政府間協定、経済分類化、法令、裁判能力向上、持続可能なエネルギー、文化、教育、科学、自然環境、考古学における協力覚書に署名したことを強調した。


ドイツは、過去30年間で約5億3000万ユーロを支援した。


2025年まで3000億トゥグルグ相当の開発資金提供が決定されたのは、持続可能な経済発展、雇用創出、エネルギー移行、気候変動緩和、天然資源保護および「10億本の植林」全国運動実施に重要な貢献になると合意した。


モンゴルは、過去20年間にわたり、2万人の軍を平和維持のために世界各国に派遣し、人類の平和、安全確保に務めて来たが、これにはドイツの支持が大きかったと述べた。




シュタインマイヤー大統領は、複雑な国際情勢と地政学的危機な状況の中で、モンゴルは慎重な政策を追求しているため、定期的な意見交換が重要であると強調した。


人口350万人の国には、ドイツ語を話す3万5000人の学習者がいることが非常に高い割合であるとし、数千人のモンゴル人がドイツに留学していると語った。


今後、戦略的パートナーシップを一貫して発展させ、経済、貿易、投資増加、インフラ、鉱業、燃料、エネルギ―部門に先端技術の導入、文化、教育、科学、自然環境、人道部門の協力関係の深化のために取り組むことを表した。

モンゴルの平和を重視した、独立かつオープンな、多角的な外交政策およびドイツの全世界の平和、安全確保のための尽力、対気候変動の継続的な政策を連携し、協力することを宣言した。