国連創設80周年記念「国連ウィーク」開幕
社会
(ウランバートル市、2025年10月21日、国営モンツァメ通信社)国連創設80周年を記念して開催されている「国連ウィーク」の開幕イベントとして、「共に強く:平和・開発・人権のための80年とこれから」をテーマにした討論会が行われた。
同討論会で、モンゴルが国際社会における多国間協力に果たしてきた貢献や、国連加盟国として得ている具体的な利益、国連とモンゴルの協力関係の現状と今後の方向性について議論が交わされた。また、モンゴル開発の優先目標を実現する上で、国連の戦略的関与をさらに強化していくことの重要性について意見交換が行われた。
V.エンフボルド元国連モンゴル常駐代表は「モンゴルは、国連のすべての加盟国と外交関係を樹立している国である。国連加盟国は、後発開発途上国、開発途上国、先進国の三つのカテゴリーに分類されており、モンゴルはその中で開発途上国に属している。現在、世界各国では国連創設80周年が記念されている。国連は世界で最も大きく、影響力のある国際機関であり、これまで世界のガバナンスにおいて重要な役割を果たしてきた。第二次世界大戦の終結後、1945年10月24日に設立されて以来、80年間にわたり、平和、発展、協力の促進に持続的な貢献をしてきた。モンゴルにとって、独立と主権を国際的に承認された歴史的な出来事は、1961年に国連加盟国となったことであった。それ以来、我が国は国連から支援と協力を受け、さまざまな分野で協働してきた」と述べた。