今年度、全国で2万9000人の児童が小学校に入学
教育
(ウランバートル市、2025年8月12日、国営モンツァメ通信社)教育大臣会議が開催され、教育分野の2026年度予算案や予算に関する国民意見公聴会、全国の教育機関における2025~2026学年度の準備状況や課題、首都圏の学校・幼稚園改修工事の進捗状況などについて協議が行われた。
今年度、全国で約130万人の生徒が学び、11万人以上教職員が勤務する予定である。また、約2万9000人の児童が1年生として入学する見込みである。全国の小中高等学校で約3000人、就学前教育機関で1000人以上の教職員が不足する見通しで、入学者数の増加がその要因とされている。
更に、麻疹の流行はここ数か月で比較的減少傾向にあるものの、リスク評価で状況が悪化する可能性があるとされており、ワクチン接種の強化や追加予防接種の実施が指示された。会議で、新学年度の準備の完全な整備、教員欠員補充への取り組みの加速、学校の改修・更新工事の新学期開始前の完了を、関係部局や管轄機関に指示した。